SEO対策には2パターンあります。
- オンページSEO(内部対策)
- オフページSEO(外部対策)
オフページSEOは、被リンクとかSNSのシェアとかです。Googleにそのサイトの権威性を伝え、上位にいくために必須の要素ですね。
逆にオンページSEOは、ページの内部をごにょごにょして順位をあげようって施策です。
この記事では、オンページSEOのチェックリストを紹介します。
目次
オンページSEOを対策する上で必要な準備
オンページSEOをするためには、データと向き合う必要があります。
そのためには、取れるデータは確実に取りましょう。
Google Analytics
Google Analyticsは間違いなく利用しましょう。
トラフィックだけでなく、ユーザー行動データなども取れるのでオンページSEOをする上でマストです。
Google Search Console
Google Analyticsが、ユーザーがどのようにサイトを利用しているかを特定するツールなのに対し、Google Search Consoleは検索エンジンからの視点でそのサイトについていろいろ教えてくれます。
クロールの統計情報だったり、インデックス状況やリンクの情報など有益な情報が盛りだくさんです。
CTRが見られる唯一のツールでもありますね。
オンページSEOのチェックリスト
ほとんど基本的な内容です。
キーワードをちゃんと選ぶ
キーワード選定にはいろんなツールがあり、いろんなやり方があります。
ご自身に合ったやり方を見つけてみてください。
僕は、ahrefsでロングテールキーワードを見つけるのが好きです。
このYouTubeはマジでおすすめなんで、英語がわかる方はぜひ見てください。
H1にキーワードを入れる
こういうの古いって思うかもしれないですが、原理原則だから入れといたほうがいいです。
Googleがランクをつける工程って、
- どのキーワードで評価するか決める
- そのキーワードで相対評価する
この「どのキーワードで評価するか決める」際に、タイトル / ディスクリプション / Hタグで機械学習のベクトルを決めるって言われています。
Hタグとか古いとか言ってないで入れるべきです。
内部リンクを記事の早いタイミングに入れる
内部リンクを記事の早いタイミングに入れると良いことは3つです。
- その記事の直帰率を下げてくれる可能性がある
- リンク先のクロールの促進(キャッシュ更新頻度向上)につながる
- PageRankを渡せる(=順位をあげられる)
前に、リーズナブルサーファーモデルについてTweetしましたが、基本的にはクリックされるリンクが正義です。
記事冒頭は統計的にもクリックされやすいことはまちがいないので、PageRankを多く渡してくれるでしょう。
戦略的にどの内部リンクを貼るかを選定しましょう。
最低でも3本くらい内部リンクは貼る
システムで内部リンクを制御していない限り、基本的には自分自身で貼っていくしかないです。
内部リンクの効果は先に述べたように、
- UX
- クロール
- 順位
で全てに効きます。だから大事です。
GAのデータを見たり、ヒートマップを利用しながら改善を回していきましょう。
権威性があり、関連性の高いサイトに発リンクする
2019年あたりから流行ってますね。
E-A-T時代になったことと、nofollowがヒントとして扱われるようになったことなどが背景なんですかね。
まだファクトは持っていないので確からしいことは言えないですが、試してみる価値はあると思います。
マルチメディア対応する
記事を文章だけで書く時代は終わりました。
というか、読み手側がマルチメディアに慣れすぎて、情報の形を気にしています。
よって、文章だけのコンテンツだと読了率が悪かったり滞在時間が短かったりとUX指標を改悪させます。
これが直接的にランクに反映されるかどうかは、僕は疑問に思っていますが、マルチメディアのほうがUX指標が良いことをアルゴリズムが学習しているのであれば、それらの順位を上げますよね。
画像が適切なところは画像を、動画が適切な箇所には動画を。
適切な情報の形を模索しながら、マルチメディア対応をしていきましょう。
昨今のSEOは本当に手がかかる総合格闘技です。
画像サイズは圧縮する
記事をアップロードする前に画像は圧縮しましょう。
WordPressのプラグインで勝手に圧縮してくれるやつもあるので、その辺りも使ってみてください。
画像を圧縮する目的は、ページ表示速度です。
目的に対してで言えば、Howは他にもたくさんあり、サーバー移管なども念頭に置いておくようにしましょう。
altタグをきちんと入れる
画像のaltタグはきちんと入れましょう。
ほんの一手間ですし、ほんのちょっとの画像検索経由の流入が発生します。
僕個人としては、順位影響もそれなりにしていると考えています。
重要なページはTOPから1クリックの箇所に設置する
PageRankの観点です。
パンクズリストなども設置していることから、基本的にはTOPに内部リンクがもっとも集まります。つまり、PageRankがもっとも集まります。
それを差配してグリグル再帰的に回すことで、それぞれのページの持ち点が決まるのですが、TOPから直接的にPageRankをもらうほうがリンクジュースは濃くなります。
キラーコンテンツなどはTOPからの導線を設置するようにしましょう。
まとめ
オンページSEOは、ベストプラクティスさえ知っていればすぐに改善できます。
いろいろな意見があるのがSEOなので、基本的には外部情報などから仮説を立てつつ、それを自サイトで検証していく流れが良いかと思います。
今回のこの記事が少しでも仮説立案に役立てば幸いです。
参考:https://optinmonster.com/on-page-seo-checklist-how-to-fully-optimize-your-posts/