Googleのパーソナライズによって私たちは”フィルターバブル”の中で遊ばされているのか?

Googleのパーソナライズによって私たちは”フィルターバブル”の中で遊ばされているのか?

こんにちは。SEOおたく(@seootaku)です。

 

パーソナライズ検索はSEO担当者の中では非常に厄介なものとして扱われてきたように思います。

 

なぜなら同じ検索クエリを叩いたユーザーであっても、全く違う検索結果画面になるのであればどのように最適化をすべきなのか頭を悩ませてしまうからです。

 

ベニスアップデート以降、検索する場所によって検索結果が違ってくるというのが頻繁に起きるようになりました。

 

そのような感覚も相まって、「Googleは検索結果のパーソナライズを強めたのではないか?」と推測する人が数多く存在します。

 

しかし結論から言うと、Googleはほとんどパーソナライズをしていないそうです。

 

今回、Googleは検索結果のパーソナライズに一連のツイートでその真相を回答しましたのでそちらを解説していきたいと思います。

 

DuckDuckGoとは?

DuckDuckGoとは

 

DuckDuckGoとは、アメリカにあるGoogleと同じ検索エンジンサービスです。

 

彼らのスタンスとしては、プライバシーの保護の徹底とユーザーの情報を記録しないことを宣言しています。

 

そうすることによって、同じ検索クエリを叩いたユーザーには全く同じ画面を表示することができ、いわゆる”フィルターバブル“を排除することができるといいます。

 

DuckDuckGoは近頃名前を頻繁に耳にするようになっており、最近ではWikipediaからの被リンクがサイトの順位上昇に大きく影響するといった旨の発言をしてSEO界隈を騒がせました。

 

(※Wikipediaは発リンクにnofollowを付与しているので、基本的にはそこからの被リンクは全く意味をなさないと考えるのが普通)

 

参考記事:Wikipediaからの被リンクはSEO効果があるのか?

 

今回も、またDuckDuckGoがSEO界隈を賑わす一石を投じてくれましたのでそちらについて見ていきましょう。

 

DuckDuckGo「Googleの検索結果はフィルターバブルでパーソナライズされている!」

 

Googleの競合検索エンジンであるDuckDuckGoが以下の記事(英語)で、Googleの検索結果には”filter bubble”がかかっていると指摘しました。

 

参考:Measuring the “Filter Bubble”: How Google is influencing what you click

 

このフィルターバブルが私たちユーザーが何をクリックするのか、また何を閲覧するのかに大きな影響を及ぼしているのだそうです。

 

この記事が投稿された直後にGoogleはTwitter上に現れ、彼らのパーソナライズはDuckDuckGoが指摘したようなことは行っていないと反論しました。

 

ここから、Googleの一連のツイートについて解説していきます。

 

(1)パーソナライズに関する噂は「神話」です。


(2)ユーザーのデモグラ情報は検索では利用されていない


(3)パーソナライズは滅多に起きないし、劇的にユーザーごとに結果が違うことはない

(4)パーソナライズをテストしたければ、ブラウジング履歴を利用していないシークレットウィンドウでの検索結果と通常の検索結果とを比較してみてください

 

(5)アカウントベースのパーソナライズをかけたくなければ自ら設定でそれを解除することができます

 

(6)他の人との検索結果との間に違いが生まれる理由は、「位置情報」「言語」「デバイス」などによるものです

 

(7)位置情報:ローカライゼーションはより検索結果をユーザーに親和性の高いものにすることを可能にしています

 

(8)言語:位置情報と同様によりユーザーフレンドリーな検索結果にすることを可能にします

 

⑼データセンターによる違いもあります

⑽時間:検索結果は毎分レベルで更新されています

(11)デバイスも影響します

まとめ

 

今回、パーソナライズ検索は検索結果にほとんど影響を与えないということをGoogleが述べました。

 

もし他人と自分との間の検索結果に大きな違いあったとすれば、以下の点をまずは疑ってみるべきです。

 

  • 位置情報
  • 言語設定
  • 利用しているデバイス
  • 検索したタイミング

 

つまり、SEO担当者として行うべきことは、位置情報を持ったユーザーに対して表示するための適切なページを作ることなどになってくるのではないでしょうか?

 

パーソナライズに関しては、最適化を考えてもかなり難しいですし、Googleが言うようにほとんど検索結果に差分がないのが現実です。

 

スマホが普及し、どこでも検索が行われるようになった昨今だからこそ、どちらかといえば位置情報に対して最適化していく必要があるのではないでしょうか?

 

関連記事:Googleが検索結果をパーソナライズするために使っているデータは2つだけ?