Googleウェブマスター向けガイドラインに反するリンクビルディングはやめよう
- 2018.10.04
- 海外最新SEO情報

Googleウェブマスター向けガイドラインを読もう
Googleのジョン・ミュラーが、Google Webmasterヘルプフォーラムのスレッドにおいて、良質なリンクを作成するような行為は、Googleウェブマスター向けガイドラインに反すると述べました。
以下がジョンの実際の言葉です。
もしあなた方が自身のサイトに良質リンク集のようなものを作成したとしたら、Googleウェブマスター向けガイドの規範に反します。ゆえにそれらのリンクは”質が高い”とみなされることは決してありません。
Googleウェブマスター向けガイドラインや、Google検索品質評価ガイドラインといった彼らが公式に出しているドキュメントはきちんと読み込んでおくべきでしょう。
SEOは何を信じるべきか悩ましいものですが、Googleの公式ドキュメントであれば信じることができます。
そしてそこに書かれている内容に違反をしていればマイナス評価されることは至極当然なのです。
Googleが評価したいのは自然リンク
Googleは自然に貼られているリンク通じてサイトを評価したいと考えており、特定のリンク人為的に集めたり、人工的に作成したりすることを好みません。
よってリンクを意図的に集めたり、作成したりすることはGoogleのガイドラインに反する行為なのです。
Googleのリンクビルディングに関するガイドラインも何年もかけて進化してきており、自然リンクと人工リンクに関しての線引きはより厳しく判別されるようになってきました。
ですので、リンクビルディングを行うSEO担当者を雇う際には大きな注意が必要になってくるでしょう。
被リンクを集めることは確かに大切かもしれませんが、そこにとらわれてGoogleのガイドラインを違反しないように気をつける必要があります。
例えば従来考えられていた .edu ドメインからのリンクを決してGoogleが評価していないことや、Wikipediaからのリンクは nofollow が付与されており全く評価に影響を与えないことなど、従来のSEOの考え方から脱却する必要が出てきているのです。
きちんとユーザーのことを考え、関連するコンテンツや有益な情報を提供するためのリンクを貼っていく必要があるのでしょう。
参考記事:
Google: Making Quality Links Is Against Google’s Webmaster Guidelines
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Wikipediaからの被リンクはSEO効果があるのか? 2018.10.03
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